Lauryn Hill : ローリン・ヒル

ローリン・ヒル(Lauryn Hill, 1975年5月26日 – )は、アメリカ合衆国の女性R&B歌手、ラッパー、女優。フージーズ(The Fugees)のボーカル。彼女の歌には、有色人種として、また女性としてのメッセージが込められており、その人物性やファッション性も注目される。

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Lauryn Hill : ローリン・ヒルの経歴

、父(Mal Hill)はコンピュータ・アナリスト、母(Valerie Hill)は英語教師、という中流家庭に育つ。幼い頃から教会で歌い、幼少期は俳優としてテレビドラマなどに出演。コロンビア大学に入学したが1年で中退した。

The Fugees : フージーズとしての活動

1988年、コロンビア・ハイスクール(ニュージャージー)でハイチ系移民の少年、ワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)と、彼の従兄弟、プラズ(Pras、本名:Prakazrel Michel)とフージーズを結成。アポロ・シアターアマチュアコンテストのテレビ番組『It’s Showtime at the Apollo』に出演。
1992年、フージーズとしてRuffhouse Recordsと契約。
1993年、ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『天使にラブ・ソングを2』に出演。スティーブン・ソダーバーグ監督作品『わが街 セントルイス』に出演。
12月、ソープオペラ『As the World Turns』(アメリカ合衆国内で歴代2位の長さを持つソープオペラ)に出演。

1994年、フージーズとして、アルバム『Blunted on Reality』でデビュー。
1996年、フージーズとしてのセカンド・アルバム『The Score』が全世界で1700万枚を売り上げる。
1997年、ボブ・マーリーの息子で元フットボール選手のローアン・マーリーと交際し妊娠。これを機にソロ活動を開始。
1998年、発表されたソロアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』は全世界で 1200万枚を売り上げる。
1999年のグラミー賞では11部門にノミネートされ、最優秀新人賞、最優秀アルバムなど、女性アーティスト史上最多の5部門を制した。

1999年グラミー賞

「Album of the Year」
「Best New Artist」
「Best Female R&B Vocal Performance」
「Best R&B Song」
「Best R&B Album」

同年、サンタナの大ヒット・アルバム『スーパーナチュラル』収録曲「Do You Like The Way」にゲスト参加。

2002年5月7日、「MTV Unplugged No. 2.0」リリース:世界売り上げ200万枚。
2003年12月13日、クリスマス慈善コンサート(バチカン市国)出演。

フージーズ再結成とその後の活動(2004 – 現在)

(フージーズとしての活動)

2004年9月18日、フージーズは、ニューヨーク州ブルックリン区ベッドフォード・スタイベサント地区で開催されたDave Chappelle’s Block Partyで再結成を果たした。ヒルは殆どアカペラで「Killing Me Softly」を歌いあげた。この時の模様は2006年3月3日にミシェル・ゴンドリー監督による同名のドキュメンタリー作品という事で上映された。
2005年6月28日、BET(Black Entertainment Television)2005年ミュージックアワードで演奏(12分)。
2005年9月27日、新曲「Take It Easy」インターネットリリース。
2005年11月30日から12月20日までオーストリア、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランス、イギリス、アイルランド、スイス、スロバキアの計12カ国をまわるヨーロッパーツアーを敢行する。
2006年2月6日、ハリウッドで無料招待の再結成コンサートを行う。
2006年8月29日、新曲「Foxy」、「Wannabe」を発表。

(ソロとしての活動)

2004年12月28日、ジョン・レジェンドのアルバム「Get Lifted」に収録の「So High」に参加。
2005年10月6日、アルゴアのカレントTVで2曲を演奏。
2007年、映画『サーフズ・アップ』のサウンドトラックに「Lose Myself」を提供。
現在、2枚目となるスタジオアルバムが完成しているといわれるが、レコード会社が決定していない為に発売されない状況。インターネットでファンによる新作発表の為の嘆願書活動が行われている。

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